呉江浩駐日大使は4日、日中笹川医学奨学金制度第45期〈共同研究コース〉研究者集会に出席し、あいさつを述べた。日本財団の尾形武寿理事長と日中医学協会の跡見裕理事長らが参加した。
呉大使はあいさつの中で次のように述べた。中国共産党第20期中央委員会第3回総会は医薬・衛生制度改革深化の重要な手配を行い、医療・衛生分野における中日交流・協力に大きな空間をつくった。双方が両国指導者の共通認識(コンセンサス)を実行に移し、3中総会によってもたらされた機会を逃さず、交流と協力を深め、両国の人々を幸福にすることを希望している。
尾形理事長は、日本財団は友好の初心を堅守し、さまざまな分野での民間交流を積極的に支援することで、両国の代々の友好を促進すると述べた。跡見理事長は、日中医学協会は両国の医学分野における学術交流を促進し、共同研究の強化に努め、両国の衛生健康事業により大きく貢献すると述べた。