呉江浩大使、富山県を訪問

2024-09-24 07:49

 9月20日、呉江浩駐日大使は夫人と共に富山県を訪問し、同県の新田八朗知事、山本徹県議会議長、金尾雅行県日中友好協会会長と会見した。羅暁梅公使、張漪波公使参事官、季文斌・中国駐名古屋総領事代理が同行した。

 呉大使は次のように述べた。富山県は中日国交正常化の「井戸を掘った人」として知られる有名な政治家・松村謙三先生の古里であり、中国との深い友好の伝統があり、中国遼寧省との友好省県間の協力で大きな成果を上げている。富山県各界が中国との友好の信念を固め、民間交流や地方間交流を引き続き強化し、両国関係の改善と発展の貢献に力添えをすることを期待している。

 新田知事と山本議長は、富山県としては今後も遼寧省をはじめとする中国の各地方との交流と協力を深め、両国民の相互理解の増進、とりわけ青少年交流の強化に努めていきたいと表明した。

 呉大使一行は松村謙三氏の墓も訪れ、その子孫と交流し、松村氏の1950年代からの周恩来総理との深い友諠と中日関係への重要な貢献を思い返した。

 呉大使はYKK株式会社に招かれて同社を見学した。