中国大使館、中日大学生•教職員レセプション及び2023年度国家優秀私費留学生奨学金授与式を開催

2024-11-26 12:00

 11月22日、在日中国大使館は中日教職員・学生交流会および2023年度全国優秀私費留学生奨学金授与式を開催した。呉江浩駐日大使、日本の阿部俊子文部科学大臣、沖村憲樹科学技術振興機構(JST)名誉理事長、東京大学をはじめ20の大学の教員・学生、教育省庁の関係者、在日大使館・総領事館の代表200余人が出席した。

 呉大使は次のように述べた。長年にわたり、中日人材交流の成果はめざましいものであり、両国関係の発展にかけがえのない貢献をしてきた。習近平主席は先ごろ、ペルーのリマで石破茂首相と会談し、両国が引き続き戦略的互恵関係を全面的に推進する大きな方向を明確にした。中日の大学が交流を強化し、協力を深めることを希望し、日本の学生が中国で学ぶことを歓迎する。日本にいる中国の留学生が勉学に励み、才能を伸ばすよう期待する。

 阿部俊子大臣は夜の交流会に出席し、両国の未来志向の友好関係を発展させるには、若い世代の交流強化が不可欠との挨拶した。

 呉大使は、国家優秀私費留学生奨学金を獲得した在日中国人留学生に賞を授与した。杜柯偉公使参事官が受賞者名を読み上げた。早稲田大学の渡邉義浩常任理事、審査員代表の趙新為教授、チューター(指導教員)代表の名古屋大学の三輪富生教授、東京大学と筑波大学の中日の学生代表がそれぞれ発言した。

 教師と学生らは、古典楽器、民族舞踊、漢服など中国の伝統文化を体験し、「周恩来と中日友好史料展」を観覧した。