呉江浩大使 2025年国際中国語デーのイベントに出席

2025-05-01 22:00

 4月29日、中国駐日本国大使館は「2025年国際中国語デー」を開催した。呉江浩駐日大使、チリツィ・マルワラ国際連合大学学長をはじめ、日本の文部科学省・外務省の関係者、早稲田大学や東京都立青梅総合高等学校など大学・高校の教員や学生・生徒、東京都日中友好協会など友好団体の代表のほか、大使館の趙宝剛公使と各部局の責任者ら170余人が出席した。

 呉大使はつぎのように述べた。中国語デーの制定は、国連が多言語の平等と文明間の対話を推進していることの重要な現れで、中国語は中日両国の過去をむすび、交流と協力の未来をも担っている。ますます多くの人が中国語を学ぶことで中日関係が持続的発展し、地域協力が日に日に深まり続け、人類運命共同体の構築に新たな活力を絶えず注いでゆくものと信じている。

 マルワラ氏は、中国語が各国間の対話、包摂、相互尊重の促進に果たす積極的な役割を高く評価し、国際連合大学と中国の各種教育機関との今後の協力に大いに期待していると表明した。

 イベント期間中、呉大使と趙公使は、中国語の授業を行っている日本の大学や高校、中国語教育機関に中国語の書籍を贈呈した。横浜商科大学教授の久保輝幸さん、山梨学院大学学生の澤登早也香さんら中国語ファンは中国語がきっかけとなった感動的なエピソードについて語り、詩歌や音楽、演芸などを通じて中国語学習の経験と成果を披露した。