呉江浩駐日大使、中国名作映画鑑賞会のオープニングセレモニーに出席

2025-06-30 09:18

 6月27日、中国駐日本国大使館と日中友好会館の共催による中国名作映画鑑賞会のオープニングセレモニーが行われた。呉江浩駐日大使、日中友好会館の宮本雄二会長、外務省アジア大洋州局の代表並びに日中文化交流協会、日中映画祭実行委員会などの友好団体および各界関係者約100人が出席した。

 呉江浩大使は次のように述べた。中日が国交正常化を回復して以来、両国の映画界は幅広く深い交流を繰り広げ、双方の民衆の相互理解と友好的感情の増進のために独特な貢献をした。今回の鑑賞会で最初に上映される映画「敦煌の娘」は敦煌文化と上海滬劇を融合させ、樊錦詩氏をモデルにして、数世代にわたり広大な砂漠の中で敦煌文化を研究し続け、喜んで一身をささげてきた敦煌研究者の精神を伝え、国内外の敦煌文化の保護者に対する敬意を表している。より多くの日本の友人が映画を通して中国文化を知ることを歓迎し、鑑賞会が両国の民間友好交流の促進に積極的な役割を果たすことを期待している。

 宮本雄二氏は次のように述べた。映画は国境を越えて人々の心を結び付ける重要な懸け橋となる。中国の名作映画鑑賞を通じて、より多くの日本人に現代の中国社会と庶民の生活を理解させ、両国の人文交流、心の通い合いを一段と促したい。

 式典の後、ゲストと観客は「敦煌の娘」を一緒に鑑賞した。日本を訪問している映画監督の滕俊傑氏、主演を務めた茅善玉氏らのメインスタッフが舞台に上がり、観客と熱い交流を行った。

 中国名作映画鑑賞会の会期は3日間で、期間中、中国の近年の映画数本が上映される。イベントに関する詳しい状況はウェブページを見ていただきたい。