孔鉉佑大使、第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンテストの受賞者代表と会見
2021-11-23 09:00

 11月22日、孔鉉佑大使は第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンテストの特別賞受賞者・落語家の林家三平氏、大使賞受賞者・会社員の田中伸幸氏らと会見した。大使館の張梅参事官、日本僑報社の段躍中編集長、張本景子社長らが同席した。

 孔氏は、コンテストの受賞者に祝賀を表し、日本僑報社と受賞者が中日市民の相互理解、両国の民間交流のために努力してきたことを称え、引き続き中日友好に尽力し、両国の利益が溶け合い、民心が打ち解けるようにしてほしいと述べた。また中日関係発展の歩みを説明し、次のように指摘した。両国関係は幾多の困難を経てやっと今日の発展が実現した。来年は中日国交正常化50周年であり、双方はこれを契機に、一段と交流を拡大し、友誼を増進し、小異を残して大同につき、中日関係の長きにわたる健全で安定的な発展を図るべきだ。より多くの日本の友人が感染症の終息後に中国を見て回り、実際の中国をさらに理解し、全面的・客観的な「中国観」を形成することを喜んで受け入れる。

 日本側は自身の中国公演や交流などの経験を話し、次のように語った。実際に訪れ交流を通じて、まったく違う中国を知り、中国に対する印象がまったく変わった。日中は地理的に近く、文化が相通じており、たえず交流を強め、理解を増進するべきだ。今後引き続き身をもって、日中友好事業のため努力したい。

 第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンテストは日本僑報社の主催で、駐日中国大使館、日中友好7団体などが後援している。募集対象は中国滞在経験のあるすべての日本人で、今回は計210本の作品が寄せられ、応募者は日本社会の各界をカバーしている。受賞作はすでに一冊の本に編集され、日本僑報社により刊行・発売された。