孔鉉佑大使、日中経済貿易センターの伊藤好生会長と会見
2021-11-26 09:03

 11月24日、孔鉉佑駐日大使は一般社団法人日中経済貿易センターの伊藤好生会長と会見した。当館の宋耀明経済商務公使と同センターの大澤英俊理事長が同席した。

 孔大使は伊藤氏の日中経済貿易センター会長就任に祝意を述べ、次のように続けた。中国と日本は近隣で、重要な協力パートナーだ。先月初め、習近平主席は岸田文雄首相と電話会談を行い、来年の国交正常化50周年を機に、新時代の要求にふさわしい中日関係の構築を図ることについて重要なコンセンサスを得た。双方は指導者のコンセンサスを導きとし、相互尊重を基礎に各分野の交流や協力を深め、中日関係の長期安定・永続を実現すべきだ。中日両国の各分野の利益は深く融合しており、経済・貿易協力は一貫して両国関係の重要な支えだ。日中経済貿易センターは長年にわたり中日往来の第一線で活発に活動してきた。今後も引き続き中国との交流や協力に力を尽くし、両国の経済・貿易関係の定着と拡大に一層大きな役割を果たすよう期待している。

 伊藤氏は次のように述べた。日中経済貿易センターは1954年の設立以来、両国の経済・貿易協力に終始力を尽くしてきた。会員企業が中国にこぞって投資し、中国の各地方や各企業と深い友好協力関係を結んだのは一段と大切にすべきことだ。現在の情勢下で、両国各界は小異を残して大同につく精神にのっとり、引き続き緊密な意思疎通を保ち、相互の理解と信頼を絶えず深めるべきだ。双方が一日も早く感染症の苦境を乗り越えて人的往来の再開を図ることを望んでおり、中国の新旧の友人たちとできるだけ早く対面で交流することを心待ちにしている。