駐日中国大使館報道官,日本側の靖国神社に関するネガティブな動きに厳正な立場を表明
2021-12-07 15:58

 問:12月7日、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の99人が集団で靖国神社を参拝した。数人の副大臣も含まれていた。これについて中国としてのコメントは。

 答:靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争発動の精神的道具であり、重要なシンボルであり、侵略戦争で重大な罪責のあるA級戦犯が今も祀られている。中国は靖国神社問題に対する日本のネガティブな動きに強い不満と断固とした反対を表明し、すでに日本に厳重な申し入れ行った。

 靖国神社の問題は実質的に日本政府が過去の侵略の歴史を正しく認識し、向き合うことができるのか否か、中国人民やアジアの被害国人民の感情を尊重できるのか否か、歴史問題に対するこれまでの態度表明と約束を守れるのか否かということである。日本の関係のネガティブな動きは自らの侵略の歴史に向き合ううえでの誤った態度をあらためて反映したものであり、日本国内に常に侵略の犯罪行為を隠し、否定する逆流が存在していることをあらためて証明したものである。中国は日本が歴史の教訓を深くくみ取り、侵略の歴史を確実に直視し、反省して、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう厳粛に促す。