孔鉉佑駐日大使、日中協会の野田毅会長と会見
2022-04-21 15:10

 4月19日、孔鉉佑駐日大使は日中協会会長で元自治大臣の野田毅氏と会見した。日中協会の瀬野清水理事長、藤田誠史常務理事および中国大使館の張漪波公使参事官がこれに同席した。

 孔大使は次のように表明した。現在、百年に一度の変局と世紀の感染症、それに地域のホットスポット問題が交錯し、重なり、中日関係は新たな情勢に直面している。双方は両国指導者の重要な共通認識を積極的に実行に移し、中日国交正常化50周年記念を契機として、初心と原点に立ち返り、対話と意思疎通を強化し、互恵協力を深め、矛盾と食い違いを適切に処理し、両国関係が正しい方向に沿って改善・発展するよう図るべきだ。日中協会が対中友好の理念を守り、日本各界の対中交流・協力を引き続き後押しし、中日関係発展のために新たな貢献をするよう希望する。

 野田会長は次のように表明した。日中両国は引っ越すことのできない隣国である。国交正常化以降、両国関係で非常に大きな成果が得られ、これはますます大切にすべきものだ。双方は日中の四つの政治文書の精神を順守し、平和友好の初心をつねに忘れず、交流と協力を深め、両国関係の安定した前進・発展を図るべきである。日中協会はこれまでと同じようにこのために努力していく。

 双方はさらにウクライナ情勢などについて意見を交わした。