駐日中国大使館報道官、日本議員の中国台湾地区訪問について談話を発表
2022-08-24 10:29

 古屋氏ら日本の政治屋は中国の厳重な申し入れを顧みず、かたくなに中国台湾地区をこそこそ訪問し、蔡英文や民進党当局と会見した。関係の行為は一つの中国の原則に公然と背き、悪意をもって中国の内政に干渉し、地域の平和と安全を重大に阻害するものだ。中国は断固とした反対と強い非難を表明し、強力な措置をとり、主権と領土保全を守る。

 強調しなければならない点は、一つの中国の原則は国際関係の基本準則であり、国際社会の普遍的共通認識(コンセンサス)であるということだ。いかなる者も台湾が中国の不可分の一部であるという事実を変えることはできず、何事があっても中国の完全国家統一実現の大勢を阻むことはできない。ペロシ米下院議長は台湾をこそこそ訪問し、国際社会から広く批判を受けているが、日本の一部政治屋は頑迷で悟らず、依然として機をみて、騒ぎに便乗し、存在感を示そうとしている。これは完全に計算間違いで、情勢を見誤っている。日本は台湾問題で歴史的誤りを犯し、重い罪責を負っており、教訓を深くくみ取らなければならない。日本が再び潮流に逆らい、米国と「台湾独立」勢力のお先棒を担ぐなら、最終的に過ちを繰り返し、窮地に追い込まれるだけだ。われわれは日本に対し、中日間の四つの政治文書の原則と中国への政治的約束を厳守し、台湾海峡に波風を立てるいかなるたくらみも停止し、いかなる形でも「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送るべきでなく、地域の平和と安定に災いの端緒をもたらしてはならないとあらためて厳粛に促す。