孔鉉佑大使夫妻、四国各界の歓迎レセプションに出席
2023-02-08 07:36

 1月25日、孔鉉佑駐日大使は香川県訪問中に王秀君夫人とともに四国華僑華人連合会主催の歓迎レセプションに出席した。薛剣・駐大阪総領事、香川県の西原義一副知事、高松市の大西秀人市長、丸亀市の松永恭二市長、四国経済団体連合会の佐伯勇人会長、少林寺拳法連盟の宗昂馬代表、高松市日中友好協会の佃昌道会長、四国華僑華人連合会の張嘉樹会長ら四国地域の各界代表約40人が出席した。



 孔大使は香川県出身の大平正芳元首相に言及し、中日国交正常化と両国関係の発展への貢献、中国の改革開放を支えたという傑出した貢献に深く思いをはせ、次のように表明した。中日国交正常化から50年余り、両国関係は困難や曲折を経ながらも目覚ましい発展を遂げ、両国および地域、さらには世界の平和と発展に積極的に貢献し、隣国の協力とウィンウィンの良き模範となった。今年は「中日平和友好条約」締結45周年にあたり、中日関係は改善・発展の新たな重要なチャンスを迎えると同時に、いくつかの複雑な試練にも直面している。日本が中国とともに努力し、両国指導者の重要な共通認識の精神を導きとして、リスクを適切に管理・コントロールし、実務協力を打ち固め、交流・対話を増進し、両国関係を持続的で安定したものに改善をしてくことを希望する。四国地域の各界が引き続き中国との友好交流を積極的に深め拡大し、新時代にふさわしい中日関係の構築に新たな、より大きな貢献をすることを期待している。



 西原副知事、張嘉樹会長らはあいさつで次のように述べた。四国地域と中国との交流の歴史は長い。近年、香川県と陝西省との省・県間の友好関係を含め、各分野の対中交流・協力は深まり続けている。中国との条約締結45周年を契機に、経済、文化、地方、観光など各分野で交流の活力をさらに引き出し、4カ国の対中実務協力と人的・文化的交流がより多くの実り多い成果を収めるよう期待している。




 レセプションでは、香川県立高松西高等学校と神戸華僑総会が見事な書道と獅子舞の演舞を披露し、中日友好への切なる思いを託した。孔大使夫妻は、香川の名物料理作りを自ら体験した。孔大使夫妻が木の棒を前後に転がしたり、包丁を素早く上下に動かしたりしている間、手打ちされた讃岐うどんのどんぶりが出され、会場は歓声に包まれた。