孔鉉佑駐日大使、2023年日中友好新年会に出席
2023-02-20 13:34

  1月30日、孔鉉佑駐日中国大使は招きに応じて、日本中国友好会(日中友好協会)と京都日中友好会が共催した2023年日中友好新年会に出席するとともにあいさつした。新年会には日中友好協会副会京都日中友好協会会長の宇都宮徳一郎氏、武井俊輔外務副大臣、公明党の山口那津男代表、日中会の野田毅会長らが出席するとともにあいさつし、日中友好体および各界の友好人士と在日の華僑人の代表200人が出席した。



 孔大使はあいさつの中で次のように述べた。2022年は中国共党と国家の展史において極めて重要な1年だった。中国共党第20回全国代表大会は成功裏に開催され、社会主義近代化国家の全面的建設と、中国式の近代化で中民族の偉大な復興を全面的に推進するという壮大な青写真が描かれた。昨年は中日関係の展史において里程標としての意義がある1年でもあった。日中友好体を含む両国各界は一連の国交正常化50周年記念動を行い、寒流と逆風の中で平和友好の初心を堅守し、新型コロナの試練の下で奮起前進の力を集め、新しい代の中日関係をしっかりと擁護・突き固め・展させるために重要な役割を果たした。習近平主席は岸田文雄首相と11月に会談し、新しい時代の要請に合致した建設的で安定した中日関係を構築するという重要なコンセンサスを得、両国関係の前進の方向を指し示し、強じんな原力を注入した。双方が両国の指導者の重要なコンセンサスの導きの下で、平和・友好・協力の正しい方向を堅持し、困難を乗り越え、障害を克服し、中日の善隣友好協力関係を絶えず前向きに展させるよう後押しすることを希望する。



 孔大使は次のように述べた。今年われわれは「中日平和友好条約」締結45周年を迎える。条約は法律の形式で「中日共同声明」のもろもろの原則を確定し、中日関係が新しい時代をスタートするための政治的基礎と法律的規範を打ち立て、両国人民の共通の心の声を反映しており、また両国が国際社会に対して行った厳粛な約束でもある。民間の友好は中日関係の貴重な財産ならびに際立った優位性であり、両国関係の再構築と展においてかけがえのない重要な役割を果たしている。日中友好協会など日中の友好体が新しい1年において、条約締結45周年をきっかけにして、条約の価値と意義を再確認し、平和友好の信念を突き固め、独自の優位性を発揮して、引き続き各分野の交流とインタラクションを展開し、より多くの若者が中日の友好事業に関心を抱き、これを支持するようリードし、平和友好が一貫して中日関係の主旋律になるようにし、新しい代の中日関係の展を後押しするために新たに、より大きく献するよう希望する。



 宇都宮副会長はあいさつの中で次のように述べた。昨年、日中友好協会は両国指導者の重要なコンセンサスを導きとして、一連の多様な交流活動を行い、国交正常化50周年を盛大に記念し、両国民間の友好を増進するために尽力した。今年は条約締結45周年をきっかけにして引き続き開拓刷新し、両国の友好事業に活力を注入するよう若い世代を激励・サポートして、共に日中平和友好の新代を切り開いていきたい。



 武井外務副大臣は日本政府を代表してあいさつし、次のように述べた。日中関係は巨大な潜在力をはらんでおり、両国は地域と世界の平和・繁栄に対し共に重要な責任を担っている。「日中平和友好条約」には両国の先人の心血が詰まっており、日本としては中国と共に条約の精神を銘記し、対話と意思疎通を強化して、手を取り合ってグローバルな課題に対応し、建設的で安定した日中関係を構築するために努力していきたい。



 山口代表は次のように述べた。「日中平和友好条約」は法律の形で日中関係の長期的展にかかわる重要な理念を明確にしており、重大な意義と深遠な影響を有している。公明党は一貫して日中関係の発展に尽力しており、ポストコロナ代の二国間の交流の新しいチャンスをつかみ、両国の執政党の対話と意思疎通を引き続き後押しし、若い世代のインタラクションと交流を強化し、日中関係の展を後押しするためにプラスの役割を果たしていきたい。