孔鉉佑大使、千葉県日中友好協会と懇談交流
2021/11/01

 10月28日、孔鉉佑大使は千葉県日中友好協会を訪ね、佐々木久昭会長ら主要会員と懇談交流した。大使館の張漪波公使参事官、聂佳参事官が同席した。

 孔氏は、千葉県日中友好協会成立60周年を祝い、協会が中日友好の理念を貫き、困難を克服し、中日の民間友好と地方交流のために貢献してきたことを称えた。また当面の中日関係の状況を説明し、次のように表明した。両国の一世代上の指導者は政治制度や発展段階などの違いを乗り越え、両国人民の根本的な利益に着目し、国交正常化を実現させた。中日関係は半世紀の急速な発展を経て、両国と両国人民に幸福をもたらし、地域と世界に重要で深い影響を与えている。来年両国は国交正常化50周年を迎えるが、双方は中日友好の信念を堅持し、初心を忘れず、互いに同じ方向に進み、新しい時代にふさわしい中日関係の構築を自らの責務とし、民間友好の力をより良く発揮して、友好の原動力を強めるべきだ。あと100日もせずに、北京冬季五輪が開催されるが、双方は冬季五輪を契機に、文化・スポーツ交流を強め、両国市民の理解と相互信頼を一段と増進すべきだ。

 佐々木氏は、孔氏のわざわざの来訪に感謝し、次のように表明した。来年は日中国交正常化50周年であり、両国関係は新しい時代を迎え、協力の未来は一層広がっている。協会としても引き続き両国の各分野の友好交流・協力を推進し、中日関係が深く発展するために力を尽くしたい。また北京冬季五輪の成功を祈る。千葉県日中友好協会の他の会員は中国との交流の経験をそれぞれ紹介するとともに、新しい時代に両国の民間友好を持続的に深めることについて提言をした。