呉江浩大使、法政大学の廣瀬克哉総長および教員・学生らを招いて交流
2024/04/19

 4月12日、呉江浩駐日大使は法政大学の廣瀬克哉総長、ダイアナ・コー副学長および教員・学生の代表40人余りを大使館に招いて交流し、中国大使館青年外交官と法政大学学生の交流イベント「青年対話、感知中国」を開催した。大使館の杜柯偉公使参事官、郭軍参事官および青年職員の代表15人が参加した。

 イベントは中国の古典楽器の抑揚のある音色の中で幕を開け、呉大使と演奏家、日本の教員・学生が会場で中日両国の音楽交流の悠久の歴史について双方向交流を行った。中国の古典民謡「茉莉花」、「賽馬」、日本のアニメ主題歌「海の見える街」が演奏され、伝統と現代、中国と日本の文化を融合させた音楽ショーを披露した。

 両国の青年は「中日の青年の目で見る中国と日本」、「科学技術イノベーションが中日の社会に与える影響」、「中日の自動車などの製造業における交流・協力と未来」の三つのテーマを巡ってディスカッションし、交流を深め、互いに啓発し、両国の未来の協力と共同発展の促進における青年の使命と責任について共に検討した。

 呉大使は次のように述べた。今回の交流会は新時代の中日両国の発展・変化と社会の現状に焦点を当て、とても意義がある。青年期に築いた友情は非常に貴重であり、その影響は奥深い。大使館は今後もより豊富で多様な中日青年交流イベントを引き続き開催する。皆さんが積極的に参加し、青年の視点から深く思考し、中日の各分野の関連する課題で共に交流し、中日の民間の相互理解の促進と、新時代にふさわしい中日関係を築くために貢献することを希望する。

 廣瀬氏は次のように述べた。今回のイベントは日本の大学生に伝統と現代が深く融合した新時代の中国を深く感じさせた。日中両国の友好交流は歴史が長く、互いに学び合いながら共に発展してきた。両国の青年が深く幅広く交流し、中日の相互理解を促進することを願っている。

  この日、中日の青年は共にさまざまな種類の色とりどりのギョーザを作ったり、華やかで優雅な漢服を試着したり、楊琴、古筝を体験したりした。イベント会場は笑いにあふれ、みな楽しそうにしていた。来賓らは次のように述べた。今日は客観的な中国を感じられた一日で、新境地を開いた中国体験授業だった。今後、機会があれば中国を訪れて歩いたり、見たりして、現代中国の発展と変化を直接感じてみたいと述べた。