程永華大使,ユニクロ奨学金中国大学生訪日団と会見
2017-06-16 10:37
 

    5月24日、程永華駐日大使は中国教育国際交流協会の宗瓦・副秘書長を団長とする2016年度ユニクロ奨学金中国大学生代表団一行と会見した。これには胡志平公使級参事官、ファーストリテイリング顧問の半林亨氏が同席した。

    程大使は当面の中日関係や青少年交流などの状況を説明するとともに、学生たちの質問に答え、次のように指摘した。中日両国関係を正しく認識するには政治的相互信頼、経済・貿易協力、文化交流、人的往来などの異なる面やさまざまな角度から全面的・客観的に分析し、理解する必要がある。双方は中日の四つの政治文書と4項目の原則的共通認識を基礎にして、共に努力し、両国間の交流・協力を大いに図り、中日関係が1日も早く正常な軌道に戻るようにすべきだ。国の交わりは民の親しさにあるというが、中日両国は近隣として、両国人民の交流をもっと展開し、相互理解をたえず深めるべきであり、両国の青少年同士の交流は特に重要だ。今回の訪問の機会を十分に活用して、日本の各方面の状況をできるだけ多く理解し、省エネ・環境保護、社会管理など有益な経験を学び、参考にするよう希望する。程大使は学生たちに一生懸命に勉強し、中国文化の基礎をしっかりと固めて、知識を広げ、異文化の国際交流の力を養い、将来、「二つの百年」の奮闘目標と中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するために寄与するよう励ました。

    さらに中国教育国際交流協会とファーストリテイリングの中日青年友好交流、人材育成を図る面での有益な取り組みを評価し、ユニクロ奨学金事業の発展を期待していると述べた。

    2013年から北京大学、復旦大学、浙江大学、武漢大学、中山大学、西安交通大学の7有名大学の学生200人余りがユニクロ奨学金を得ており、このうち70人余りが招かれて日本に研修に来ているという。今年3月、中国教育省、中国教育国際交流協会とファーストリテイリングは新たに5年間の協力協定を結び、留学事業を継続している。