駐日大使館が2018年第1次日本大学生訪中団の壮行会
2018-06-06 14:43
 

    5月31日、駐日中国大使館は2018年第1次日本大学生訪中団の壮行会を開き、汪婉・参事官および大使館の関係部署の若手外交官代表が出席した。公益社団法人日中友好協会の橋本逸男副会長、訪中団団長で日中友好協会常務理事の上島保則氏のほか、日本全国各地の50余りの大学から100人の学生が参加した。

 

    汪参事官は次のようにあいさつした。中国大使館は2014年から日中友好協会など日本の民間友好団体の協力の下、日本の大学生を中国に招いてきた。現在までに2000人を超え、広範な日本の学生は訪中を通じて中国に対する印象と認識が大きく変化した。5月上旬、李克強総理が日本を公式訪問し、中日関係は再び正常な発展の軌道に戻った。李克強総理は「中日平和友好協力事業の船を再出航させ」、「両国関係の長期の健全で安定した発展を図る」必要があると表明し、安倍首相も日中関係が新たに帆を上げて出航する時、「競争を協調に転換する」必要があると述べた。中国は日本の重要な隣国であり、現在日進月歩の変化と発展が起きている。グローバル化の中にある今日、中国語を話し、中国を理解する人材が日本社会でますます重要な役割を果たしつつある。中日関係が着実に遠くまでいくためには両国人民の相互理解と信頼関係を抜きには語れない、特に両国の未来を担う若者の交流はとりわけ重要である。皆さんが今回の訪問を通じて中国の同世代の人たちと心を通い合わせ距離を近づけ友好を深めることを期待している。

    上島団長はあいさつの中で日本の大学生訪中のために払われた中国側の努力に感謝し、さらに学生たちがこの得難い機会を大切にし、身を以て感じ、体験し、現在の中国を客観的に認識し、中国の同世代の人と手を取り合い日中友好に寄与することを希望すると述べた。

    橋本副会長はあいさつで、日中関係は最も重要な二国間関係の一つであり、両国には2千年余りの友好交流の歴史があり、日本の大学生がこの学びの機会を大切にし、中国の友人とたくさん交流し、日中関係の発展のために努力することを期待していると述べた。

    日本の大学生代表は発言の中で、今回の訪問では身を以て本当の中国を感じることを望んでおり、中国の大学生と互いに長所を取り入れ短所を補い、相互理解を深め、ともに日中両国の美しい未来を築くために努力したいと述べた。

中日友好協会が今回の日本大学生訪中団の受け入れを行う。