程永華駐日大使が第5回中日教育交流会に出席
2018-12-05 15:08

    11月26日、第5回中日教育交流会が兵庫県で開催された。中日両国116有名大学の400人近い学長と専門家・学者が一堂に集まり、教育分野での交流協力の深化について対話交流を行った。程永華駐日大使が開幕式に出席しあいさつした。李天然駐大阪総領事も同行した。

    程大使はあいさつで次のように表明した。中日両国は一衣帯水の重要な隣国であり、文化教育分野での交流の歴史と伝統も長い。二千年にわたる友好往来の中で、両国人民は互いに学習・参考にし、両国社会の発展と東アジア文明の進歩に重要な貢献をしてきた。1972年の中日国交正常化以来、両国の教育交流は双方の努力の下で絶えず発展し、協力分野は広がり続け、レベルも日増しに向上した。いまや中日関係でなくてはならない重要な構成部分となり、知識の伝達、人材育成、双方の相互理解と両国の相互発展の促進に積極的な役割を果たしている。

    程大使はさらに次のように表明した。今年は「中日平和友好条約」締結40周年にあたり、中日政府間の留学生交換再開40周年にもあたり、中日関係は改善と発展の良好な勢いを維持している。先月、安倍首相が日本の首相として7年ぶりに公式に訪中し、習近平主席、李克強総理、栗戦書委員長がそれぞれ安倍首相と会見および会談を行い、双方は正常な軌道に戻った中日関係をさらに発展させていくべきだとの認識で一致するとともに、来年を中日青少年交流促進年とすることを決めた。これらのポジティブな相互作用は、各分野の交流と協力のより有利な環境を作り上げた。双方が中国教育部と日本文部科学省が取り決めた新しい中日教育交流5カ年計画に基づき、両国の高等教育、職業教育、青少年交流などの分野での実務協力をより一層推し進めていくことを希望する。

    開幕式で、中国卓越大学連盟と日本国立六大学連盟が「淡路島宣言」に署名し、中日高等教育開かれた協力の強化についてコンセンサスを得た。

    第5回中日教育交流会は中国教育国際交流協会の主催、中国駐大阪総領事館、文部科学省、兵庫県の協賛、日中文化交流センターの運営で実施された。今回の交流会の下に、中日大学学長フォーラムと中日医学交流フォーラムという二つの分科会が設けられ、大学管理、人材育成、科学研究イノベーション、産・学・研協力、がん治療などの議題を討議する。期間中、大学生国際起業コンテストも開催され、中日両国の大学生が各々の革新・起業理念を示す予定。