4、中国語能力検定試験
2004-12-24 00:00

 

 中国語能力検定試験(HSK)は、中国語を母語としない者に対する中国語能力検定試験であり、中国教育部が設立した国家中国語能力検定試験委員会が統一して出題、試験、採点、判定を行い、統一してレベル証書を授与します。中国語能力検定試験は、初等・中等中国語能力検定試験(略称HSK初等、中等)と高等中国語能力検定試験(略称HSK高等)に分かれています。試験の成績が規定のレベルに達した者は、その等級にあわせる「中国語能力証書」を取得することができます。

 「中国語検定証書」の用途は次の通りです:

 1、中国の大学への学部入学あるいは大学院への出願の際に、実際の中国語能力を証明します。

 2、中国語能力が一定のレベルに達していることの証明し、取得等級に相応した中国語課程の履修免除を申請する資格を有することを証明します。

 3、求人側が応募者の中国語能力を判断する拠り所となります。

 中国語能力検定試験(HSK)は、毎年定期的に中国国内と海外で行われます。国内での試験は、指定の大学に試験会場を設けて毎年二回行っており、現在は北京、上海、天津、大連、武漢、南京、広州、西安などの都市に会場を設けています。海外での試験は、現地の大学あるいは学術団体に委託して、毎年一回もしくは二回行っており、現在はシンガポール、日本、韓国、カナダなど20数カ国に試験会場を設けています。