習主席、国交50周年でメキシコ大統領と祝電交換
2022-02-14 17:00

 北京14日発新華社電によると、中国の習近平国家主席は同日、メキシコのロペスオブラドール大統領と国交樹立50周年の祝電を交換した。

 習氏はその中で、次のように指摘した。中国とメキシコは共に悠久な文明の歴史を持つ国で、両国人民の友好往来は遠い昔にさかのぼる。国交樹立から半世紀、特に2013年の全面的な戦略的パートナーシップ確立以降、2国間関係の発展は高速車線に乗った。両国の政治的相互信頼は日増しに深まり、各分野の友好交流・協力は強化された。世紀の感染症の中で、中国メキシコは同舟相救い、見守り助け合い、国際連帯による感染症対策の手本を示した。中国メキシコの友情の木はすでに枝葉が茂り、たわわな実をつけ、両国人民に実際の利益をもたらしている。

 さらに次のように強調した。私は中国メキシコ関係を非常に重視しており、ロペスオブラドール大統領と共に努力し、両国の国交樹立50周年を機に、手を携え肩を並べて、過去から未来へ受け継ぎ、伝統的友好を増進し、互恵協力を深化させ、共存共栄を図り、中国メキシコの全面的な戦略的パートナーシップの中身を絶えず充実させ、両国人民を永遠に、相互に信頼し合うよき友、繁栄を分かち合うよきパートナーにしていきたい。

 ロペス氏は次のように表明した。50年来、メキシコ中国は揺るぎない友情を築き、政治、経済、教育など各分野の交流と協力を幅広く繰り広げており、それは両国が連帯して新型コロナウイルス感染症と闘う過程でもはっきり示された。メキシコは感染症対策の過程で、中国がわれわれと見守り助け合ったことに心から感謝しており、そのことを永遠に忘れない。目下、メキシコ中国の全面的な戦略的パートナーシップは時代と共に進み、日増しに強固になり、絶えず両国人民に幸せをもたらしている。双方は地域と多国間のレベルで連携して挑戦〈試練〉に対応している。私は、メキシコ中国関係は必ずや末永く安定し、新たな活力を生み出すものと確信している。