問:日本の敗戦記念日に当たる8月15日、岸田文雄首相が靖国神社に玉串料を奉納し、防衛大臣を含む一部の閣僚や国会議員が参拝したが、これについてコメントは。
答:靖国神社は日本軍国主義が対外侵略戦争を発動したための精神的道具、象徴であり、極悪非道の犯罪行為をした第2次世界大戦のA級戦犯14人が合祀(ごうし)されている。日本の後ろ向きな動きは、自国の侵略の歴史に対する日本政府の間違った態度を再び反映するものであり、中国を含むアジアの被害国の人々の感情を傷つけ、歴史問題における日本の態度表明や約束に背くものだ。中国は日本に対し、侵略を行った歴史と戦争で罪を犯した責任を直視、反省し、靖国神社など歴史問題についての言動を慎むよう厳粛に促す。軍国主義と完全に決別し、アジアの隣国と国際社会の信用をこれ以上失墜させてはならない。