中国大使館報道官、靖国神社に関する日本のネガティブな動きについて記者の質問に答える
2025-04-23 15:02
問：日本の指導者が靖国神社に供物を奉納し、多くの国会議員と一部の内閣副大臣が参拝したとの報道についてコメントは。
答：靖国神社は日本軍国主義が対外侵略戦争を発動した精神的道具と象徴であり、極めて凶悪な罪を犯した14人の第２次世界大戦のＡ級戦犯を祭っている。日本の行為は歴史的正義を公然と冒とくするもので、歴史問題に対する日本政府の誤った態度があらためて示された。中国はすでに日本に対し厳重な申し入れを行った。
今年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年だ。侵略の歴史に正しく向き合い、深く反省することは日本が戦後、国際社会に復帰するうえでの重要な前提であり、また日本がアジアの隣国と関係を発展させるうえでの政治的基礎だ。中国は日本がこれまでの約束を守り、靖国神社などの歴史問題で言動を慎み、軍国主義と完全に決別し、実際の行動で平和的発展の道を歩むことを堅持し、アジアの隣国と国際社会の信頼をさらに失うことのないよう厳粛に促す。