駐日中国大使館報道官,香港特区立法会選挙に関わる日本側の誤った言論について厳正な立場を表明
2021-12-21 15:32

 12月21日、日本はG7の他の国々とグルになっていわゆる香港に関する外相声明を発表した。日本の外務省は香港情勢についていわゆる外務報道官談話を発表し、香港特区の第7期立法会選挙について公然とあれこれ勝手なことを言い、わけもなく香港の選挙制度のイメージを汚し、中傷し、中国の内政に乱暴に干渉して、国際関係の基本的準則に著しく違反した。中国はこれに断固反対し、強く非難する。

 香港は中国の香港である。香港がどのような民主主義の道を歩み、どのような選挙制度を実行するかは完全に中国の内政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない。中国政府の国家の主権、安全、発展の利益を守る決意は揺るぎなく、いかなる外部勢力の香港の事柄への関与にも反対する決意は揺るぎないものだ。香港の選挙制度を汚し、中傷し、香港の民主主義と法治のプロセスを妨げようとするいかなる企ても、また、香港の繁栄・安定を破壊し、中国の発展を阻止しようとするいかなる画策も目的を果たすことはできない。

 12月19日に行われた香港の立法会選挙は滞りなく終了した。これは香港が混乱を収拾し、収拾から繁栄に向かう鍵となる時期に行われた重要な選挙であり、「愛国者による香港統治」の原則を実行に移し、「一国二制度」の長期の安定・永続を図るうえで重要な意義を持つ。今回の選挙は公平、公正、公開、安全、クリーンなものであり、有権者の民主的諸権利が十分に保障され、香港社会各界の幅広い支持と擁護を得た。これは香港の実情にかなう質の高い民主主義を発展させるのに有利であり、香港の良い政治体制で効率よく統治する新たな枠組みを築くのに有利である。われわれは確固として揺らぐことなく「一国二制度」の枠組みの下で香港の実際の状況に合致した民主主義制度を発展させていく。香港の民主主義発展の見通しは明るく、民主主義の道は必ず歩むほどに広々としたものになるだろう。

 日本側のこのところの香港に関わる問題におけるネガティブな動きに対し、中国側はすでに何度も厳正な立場を明らかにし、強い不満を表明してきた。今回、日本は我を張って関係国とグルになり、香港問題で再び事を荒立て、面倒を引き起こし、中日関係に著しい妨害をもたらした。中国は日本が現実と大勢を見極め、中日の四つの政治文書の精神を順守し、いかなる方式にせよ香港の事柄と中国の内政に関与することをやめるよう強く促す。