駐日大使館報道官、日本政府要人の台湾に関するネガティブな発言について記者の質問に答える
2024-01-11 18:51

 問:元首相の麻生太郎自民党副総裁が先ごろ行った講演で、「台湾有事」は必ず起き、そうなれば日本の存立危機事態になる、台湾に戦ってもらわなければ台湾にいる日本人を救出するのは非常に難しくなる、と公然と発言した。これについてコメントは。

 答:台湾は中国の不可分の一部であり、台湾問題は完全に中国の内政問題である。日本の政治屋がまたしても台湾問題で威勢よく言い放ち、中国の内政についてでたらめな議論をやり、さらには介入し干渉するよう言いふらしているが、全くもって身の程知らずであり、悪意がある。われわれはこれに強い不満を表明し、断固反対する。

 「台独」分離活動および、外部勢力が干渉をそそのかすことは、台湾海峡を脅かす最大の混乱の原因である。「独立」をもくろむ挑発を断固として封じ込めてこそ、平和と安全を真に守ることができる。かつて台湾侵略という犯罪行為を犯した日本は、中日の四つの政治文書の約束を厳守すべきだ。中国の内政を日本の安全保障と結びつけることに固執することは、自身と地域に深刻な結果をもたらすことになろう。