自衛隊が中国を「仮想敵」にしたとのメディア報道について 駐日大使館報道官が厳しい立場を表明
2024-02-06 16:39

  問:日本のメディアの報道によると、自衛隊が最近米軍と合同軍事演習を行い、初めて中国を「仮想敵」と明示しており、「台湾有事」に対応する作戦計画の策定も予定しているというが、これについてコメントは。

 答:われわれはいち早く日本側に重大な懸念を伝え、すでに厳しい立場をはっきりと示した。日本側はこの点について明確にし、関連の報道は事実ではないとした。ひと頃から、日本国内の一部の勢力が台湾問題で立て続けに騒ぎを起こし、台湾海峡の緊張を誇張し、対立と対抗を挑発し、妄動的冒険的傾向が顕著に高まっている。こうした行為は、一つの中国の原則と中日の四つの政治文書の精神に著しく反するものである。

 台湾は中国の台湾であり、台湾問題ではいかなる外部からの干渉も許されないことを強調しなければならない。いかなる者であろうと国家主権と領土保全を守る中国人民の強固な決意、確固たる意志、強大な能力を過小評価してはならない。あくまでも中国の内政に手を出し、中国の統一を妨害するなら、それは単なる「仮想敵」の問題ではなくなり、必ず重い代償を支払うことになるだろう。