汪文斌:米情報機関のいわゆる発生源追跡報告は先に結論があり,後で「証拠」を寄せ集めたぬれぎぬを着せるための報告にすぎない
2021-08-26 14:22

 総台央視記者:報道によれば、米国のサキ大統領報道官は23日、バイデン大統領が情報機関に提出するよう求めた新型コロナウイルスの起源分析報告は24日に完成する予定だが、対外的に公表できる非機密版を完成するにはまだ数日かかると述べた。これについてコメントは。

 汪文斌:皆さんご存知のように、発生源追跡で必要なのは科学であり、情報などではない。情報機関がウイルス発生源を追跡すること自体、科学に反するものだ。米情報機関はかねてから悪行にまみれており、彼らのいわゆる発生源追跡報告が事実と真相に基づいたものになることはなおさら不可能であり、それは先に結論があり、後で「証拠」を寄せ集めたぬれぎぬを着せるための報告にすぎず、根本的に信用できない。

 発生源追跡で必要なのは団結であり、人を陥れることではない。発生源追跡は各国人民の命と健康を守るためであり、責任を転嫁し、相手を抑圧し、自らの私利をはかるためのものではない。

 新型コロナウイルスの感染爆発以来、米国は防疫を政治問題化し、自国を感染者数、死者数最多の国にし、米国民に重い代償を払わせている。現在、米国は人に言えない政治目的のため、発生源追跡問題で情報機関を動員し、いわゆる調査を行い、発生源追跡の国際協力を損ない、国際社会の幅広い疑念と反対に遭っている。われわれは米国が自国民と世界の人々の命と健康面の利益から出発し、政治問題化する操作をやめ、科学的追跡の軌道に一日も早く戻るよう忠告する。