日本中国友好協会の中国政府奨学金留学派遣事業50周年記念講演会・同窓懇親会が8月11日、都内で開催された。駐日中国大使館の杜柯偉公使参事官、日中友好協会の宇都宮徳一郎会長、橋本逸男副会長、芥川賞受賞者で作家の綿矢りささん、中国留学の卒業生代表ら100人近くが出席した。
杜公使参事官はイベントの開催に祝意を表するとともに、日中友好協会の貢献を積極的に評価し、次のように述べた。この記念行事を契機として、双方が引き続き緊密に連携し、共に努力し、人的文化交流のバラストとブースターとしての役割を果たし、両国関係の発展促進にさらなる知恵と力で貢献することを希望している。
宇都宮氏は、留学は人材育成にとって大きな意義があり、日中友好協会は積極的に行動し、友好事業の前進、発展を絶えず進めていくと述べた。綿矢さんは講演で、中国で仕事をし、生活する中で見聞きしたことや中国の発展・変化について感じたこと、経験したことについて語った。中国留学の卒業生2人は現地で過ごした感受を披露した。