在日本中国大使館の施泳公使は9月20日、「Panda杯」全日本青年作文コンクール2024訪中団壮行会・10周年記念文集出版記念式に出席した。日本科学協会の高橋正征会長、中国外文局アジア太平洋地域伝播センター東京支局の呉文欽局長らがイベントに出席した。
施公使は次のように述べた。2014年の「Panda杯」創設以来、日本全国47都道府県の若者から6000通を超える応募があった。多くの日本の若者が中国で見聞きしたことについて語り、中国の印象を共有し、青春時代の貴重な思い出を得た。今年、「Panda杯」は新たな10年のスタートを切り、作文の応募数は過去最多の1000超に上り、10歳になる「Panda杯」にとって最高の誕生日のお祝いとなった。
施公使はさらに次のように述べた。足元の中日関係は前進しなければ、すなわち後退するという重要な段階にある。双方は民間友好の伝統を引き継ぎ、特に若者同士の相互理解と友情を深め、両国関係の改善と発展のためにプラスのエネルギーを注ぐべきだ。ますます多くの日本の若い友人が「Panda杯」に参加し、中国の若者と手を携えて友好の使者となり、中日友好の木が実を結び続けることを期待している。
高橋氏と呉氏は、「Panda杯」が若い友人の視野を広げ、全面的で、真実の、立体的な中国を知る窓口となることを期待していると述べた。
受賞者代表は、中国との関係や両国間交流の経験について語り、中国の若者との理解と友情を深め、民間友好の促進に貢献したいと述べた。
施公使は式典で高橋氏、呉氏と共に「Panda杯」10周年記念文集を披露し、受賞者に贈呈した。