12月23日、在日中国大使館の祝学華公使参事官は日本の東北大学を訪問し、植木俊哉理事・副学長と懇談した。
祝学華公使参事官は次のように述べた。気候変動、エネルギー不足、突発的感染症などの世界的な課題への対応であれ、科学技術イノベーションガバナンスの強化、社会を良くするための科学技術の発展促進であれ、いずれも国際科学技術交流・協力を強める必要がある。昨年11月、中国は「国際科学技術協力イニシアチブ」を発表し、今年7月、中国共産党の第20期3中総会は科学技術体制のさらなる改革深化について全面的な手配を行い、また最近、中国は日本に対する一方的なビザ免除政策を実施しており、これらは中日が科学技術交流・協力を深めるための得難いチャンスをもたらすだろう。東北大学がチャンスをつかみ、中国の関係する大学や科学研究機関との交流・協力を深め、互恵ウィンウィンを実現することを希望する。
植木理事は中国の関係する大学との交流・協力の実施状況について説明し、日中の科学技術人文交流を強化することは非常に重要であり、今後、両国の科学技術界の対話と協力をさらに図っていくと表明した。