中国駐日本国大使館の趙宝鋼公使はこのほど東京大学を訪問し、林香里理事・副学長、矢口祐人副学長と会見した。杜柯偉公使参事官、郭軍参事官が同席した。
趙公使は次のように述べた。現在の中日関係は改善と発展の勢いを保ち、双方がハイレベル人文交流協議メカニズム会議で合意した共通認識は積極的に実施されている。東京大学は長年にわたり双方の人的往来と大学間協力の促進に重要な役割を果たしてきた。東京大学と中国の関連大学が今後も協力関係を強化し、両国の教育交流や人々の心のふれあい、中日関係の健全で安定した発展にさらなる大きな貢献をすることを希望する。
林氏は、東京大学は北京大学をはじめとする中国の大学と緊密な協力を維持しており、今後も対中交流を強化し、より多くの日本人学生の中国訪問を促進することで、両国の若者の友好関係をさらに深め、二国間関係の一層の発展に新たな原動力をもたらしたいと表明した。
会見に先立ち、趙公使は東京大学に留学する中国人学生の一部と「元気で留学」などに関する座談会を開いた。