呉江浩新駐日大使が在日華僑界歓迎会に出席
2023/04/01

 呉江浩大使は23日、在日華僑界が主催した着任歓迎会に出席した。東京華僑総会の陳隆進会長、全日本華僑華人社団連合会の賀乃和会長、日本中華総商会の厳浩・評議員会長ら在日華僑界の代表130人余りが出席し、在日中国大使館の施泳公使、陳巍公使兼総領事が参加した。



 呉氏は在日華僑界の温かい歓迎に感謝し、新旧友人との再会を非常に喜んでいると述べ、次のように表明した。赴任前にちょうど全国両会〈全人代、政協会議〉に参加して来た。中国のこの5年間の発展はきわめて平凡ならざるもので、成し遂げた成果は容易く得られたものでなかったと深く感じている。事実が再度証明しているように、習近平同志を核心とする党中央の強い指導のもとで、中華民族のすべての人々が心を一つにし、力を合わせれば、打ち勝つことのできない困難はなく、生み出すことのできない奇跡はない。李強・首相は記者会見で、中国経済の見通しについて「長風破浪、未来可期」〈強い風に乗って船が荒波を突き破り、未来は期待できる意〉という言葉でまとめ、これについてわれわれは十分かつ確固たる自信を持っている。

 呉氏は次のように指摘した。現在、中日関係は新たな岐路に立っている。昨年11月、習主席は岸田文雄首相とバンコクで会談し、新時代にふさわしい安定的で建設的な中日関係の構築に共に尽力することで重要な共通認識〈コンセンサス〉を得て、中日関係発展の前進方向を示した。この任期での最も重要な任務は両国指導者の重要な共通認識を実行に移すことだ。広範な華僑同胞の支持・理解・協力のもと、困難を恐れず、果敢に立ち向かい、全力で祖国と人民から与えられた職責をまっとうしたいと思っている。

 呉氏は次のように強調した。祖国の近代化建設の日進月歩は多くの在日華僑の関心と支持と切り離すことができず、中日関係の健全で安定した発展には在日華僑の献身が凝集されている。習主席は「中日友好の根幹は民間にある」と強調した。在日華僑同胞が「愛国愛郷」〈国を愛し、故郷を愛する〉という優れた伝統を発揚し続け、自身の事業と祖国の発展を密接に関係づけ、中日各分野の交流・協力を積極的に推進し、中国の物語をしっかりと語り、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するために新たな知恵と力を貢献するよう希望する。在日大使館・領事館は人民を中心とする発展思想を実践し、華僑・華人社会の発展に関心を寄せ、在日華僑同胞の安否を常に念頭に置き、人民のための外交の責任をしっかりと担い、駐日大使館・領事館を華僑同胞の「団結の家」、「温かい家」にしたい。




 陳氏、賀氏、厳氏はそれぞれ挨拶し、呉大使の着任を歓迎し次のように表明した。在日華僑同胞は祖国と大使館の関心と支持に感謝し、中日平和友好条約締結45周年記念を契機に、両国民間の友好交流を促進し、引き続き中国の物語をしっかり語り、中国式近代化建設に積極的に参与し、中華民族の偉大な復興を全面的推進するために力を貢献したい。