３月28日、呉江浩駐日大使は野田毅日中協会会長に着任のあいさつをした。日中協会の服部健治副会長と瀬野清水理事長、大使館の楊宇公使と張漪波公使参事官が同席した。

　呉氏は次のように述べた。中国と日本は近隣国であり、健全で安定した中日関係の維持・発展は両国と両国人民の根本的利益に合致する。今年の「中日平和友好条約」締結45周年という契機を捉え、両国関係の政治的基礎を確実に守り、各分野の交流と協力を着実に深化させ、実際の行動によって両国首脳の重要な共通認識〈コンセンサス〉を実行に移し、新しい時代にふさわしい中日関係を構築すべきだ。

　野田氏は次のように述べた。中国の新たな征途における絶え間ない発展は、中日関係と二国間互恵協力の新たな可能性をもたらしている。日本と中国はともに地域の重要な国であり、友好と協力は唯一の正しい選択だ。日中協会としても中国と共に努力し、両国関係にさらなるプラスのエネルギーを注入していきたい。