4月7日、呉江浩大使は着任あいさつのため、立憲民主党の泉健太代表を表敬訪問した。大使館の楊宇公使、張漪波公使参事官、立憲民主党の西村智奈美副代表、海江田万里衆議院副議長、近藤昭一衆議院議員、渡辺周衆議院議員が同席した。

　呉大使は次のように述べた。中日関係は歴史的に重要な時期にあり、双方は中日の四つの政治文書の精神を順守し、両国指導者の重要な共通認識〈コンセンサス〉を共同で実行に移し、対話と協力を強化し、意見の相違を適切に管理し、新しい時代にふさわしい中日関係の構築に努めるべきだ。立憲民主党が中日関係の改善と発展において重要で積極的な役割を果たすことを期待している。

　泉代表は次のように述べた。日本と中国は互いに重要な隣国であり、中国と共に両国関係の方向性を把握し、矛盾や食い違いを乗り越えて日中関係を前に進め、地域と世界の平和と安定に大きく貢献したい。

　日本人が中国で強制措置を受けている件について、呉大使は、関係の人物は中国でスパイ活動に従事した疑いがあり、関連の証拠は確実なもので、中国は法律に基づいて適切に処理すると強調した。