駐日中国大使館,「2019チャイナフェスティバル」感謝レセプションを開催
2019-11-26 16:12

   11月26日、駐日中国大使館は「2019チャイナフェスティバル」感謝レセプションを開催し、チャイナフェスティバルの参加者と支援者をねぎらい、感謝を表明した。レセプションには孔鉉佑大使、郭燕・公使および大使館の関連部門の責任者、「2019チャイナフェスティバル」実行委員会事務総長で衆議院義員の青柳陽一郎氏、在日中国企業協会の王家馴会長、全日本華僑華人連合会の賀乃和会長ならびに出展店舗、パフォーマンス団体、協賛企業、運営事務局とボランティアの代表など約150人が出席した。

   孔鉉佑大使はあいさつで次のように述べた。今年はチャイナフェスティバルが開催されるようになってから4年目だ。4年間の蓄積と模索を経て、われわれはチャイナフェスティバルを日本の人々が中国の文化を体験し、中国の姿を感じ取ることができるプラットフォームにすることができた。チャイナフェスティバルを通じて、中国の豊富で多彩な魅力を知り、中国に対する強い興味と友好的な感情を喚起されている人が少なくないだろう。今年のチャイナフェスティバルは14万人が参加し、4万人近くがオンラインでの中継を視聴した。代々木公園で中国のグルメを楽しみ、中華の文化を体験し、中日交流に参加する日本の友人が後を絶たない。こうした中でわれわれは日本の人々が中国の文化を心から好んでいることを深く感じており、中日の民間の友好の奥深い基礎をあらためて感じている。

  孔大使は次のように述べた。近年、中日関係は改善と発展が続いており、得がたい良好な勢いと新たな状況が出現している。両国の指導者は新しい時代の要請に合致した中日関係を共同で構築することに合意し、来年春に習近平主席が国賓として日本を訪問することで原則的に合意している。安倍首相は来月、中国で中日韓首脳会議に出席する。これらはいずれも中日関係に新たな発展の原動力を注入するものだ。きのう、王毅国務委員兼外交部長が日本訪問期間中に、日本側と共に中日ハイレベル人・文化交流協議メカニズムを始動させた。このメカニズムのリードの下で、両国の人・文化交流が必ずやより大きく発展し、促進され、両国の人々の友好的感情も絶えず深まると信じている。これこそ今後の中日関係の長期的な安定と発展のために不可欠の重要な基礎である。

  孔大使は次のように述べた。来年、日本は東京オリンピックを開催し、2022年に北京は冬季オリンピックを開催する。また2022年は中日国交正常化50周年でもあり、中日関係と両国民間の交流は重要なチャンスを迎えている。みなが心を一つにして協力し、チャイナフェスティバルをより素晴らしいものにし、中日関係が絶えず前向きに発展する大きな流れの中で、両国の人々の相互理解と友好的感情を増進するために新たな貢献をして欲しい。

   在日中国企業協会の王家馴会長、全日本華僑華人連合会の賀乃和会長、日本の青柳陽一郎衆議院議員はあいさつで次のように述べた。中国駐日大使館の強力な指導と支持の下で、また実行委員会、出展店舗、出演者、協賛企業など関係方面の共同の努力の下で、「2019チャイナフェスティバル」は無事成功した。イベントでは「参加者、出展者、主催者の3方面のマルチウィンが実現し、效果が予想を上回り、両国の人々とメディアから積極的に評価された。4年間のたゆまない努力を経て、チャイナフェスティバルの準備作業は徐々に軌道に乗り、プロフェッショナルな運営チームと経営モデルが形成され、今後のチャイナフェスティバルの持続的発展のための良好な基礎が築かれている。今後も引き続き積極的な姿勢とあふれんばかりの情熱でチャイナフェスティバルの関連業務を支持し、これに取り組み、中日関係と両国民間の友好のために貢献していきたい。

  レセプションでは、孔鉉佑大使と郭燕公使が出展店舗、出演者、協賛企業、ボランティアの代表らに賞状を授与した。会場では「2019チャイナフェスティバル」のハイライト映像が上映され、参加したパフォーマーによる素晴らしい公演も行われた。