孔鉉佑大使が日中友好団体責任者とビデオで意見交換
2021-01-29 15:50

 1月28日、孔鉉佑駐日大使は日中友好協会、日中文化交流協会、日中友好議員連盟、日中経済協会、日中協会、日中友好会館など友好団体の責任者とビデオで交流〈意見交換〉し、駐日大使館の楊宇・公使、聶佳・参事官が同席した。

 孔大使は古い友人たちに新年のあいさつを行い、昨年1年間、中日両国が手を携えて新型コロナウイルス感染症に対応したこと、両国が感染症の影響を克服して、各レベルでの接触や対話、各分野での交流や協力を維持したことを振り返った。

 孔大使はさらに次のように述べた。今年は中国共産党創立100周年にあたり、第14次5カ年計画(2021~25年)のスタートの年でもある。中国は、新たな発展の理念にのっとり、新たな発展の枠組みを構築し、質の高い発展に努めると共に、中日両国がさまざまな分野での交流や協力を深める新たなチャンスをもたらすだろう。中国は日本と共に努力し、オリンピック開催の相互支援や2022年の中日国交正常化50周年記念などの活動を通じて、「ポストコロナ」時代の中日関係の新たな局面を開きたいと願っている。

 日中友好協会の岡崎温理事長、日中文化交流協会の栗原小巻副会長、日中友好議員連盟の林芳正会長、日中経済協会の伊澤正理事長、日中協会の野田毅会長、日中友好会館の佐藤重和理事長はそれぞれ各団体の昨年の活動状況と今年の展望を紹介し、コロナと闘い、世界に先駆けて経済のプラス成長を実現した中国の成果を積極的に評価し、東京オリンピックと北京冬季オリンピックを契機に、感染症対策、人・文化、経済・貿易などの交流と協力を強化し、両国の世論基盤を改善し、中日民間友好事業で絶えず新たな発展を収めて、良好な雰囲気で国交正常化50周年を迎えたいと表明した。