楊宇公使、鈴木恒夫・藤沢市長と会見
2022-05-29 08:48

  5月25日、楊宇公使は、神奈川県藤沢市の鈴木恒夫市長と会見した。大使館の聶佳参事官、藤沢市聶耳記念碑保存会の渡辺光雄会長、湘南日中友好協会の柳田秀憲会長らが会見に同席した。 



 楊氏は、藤沢市の長年にわたる中日地方友好交流への取り組みを高く評価し、今年は中日国交正常化50周年であり、これは双方が歴史を総括し、共に未来を創る重要な機会になると表明、さらに次のように述べた。両国の指導者は新時代にふさわしい中日関係の構築を推進することで重要な合意に達した。双方はこれを指針として友好交流を強化し、互恵協力を深め、対立と相違を適切に処理し、中日関係が常に平和、友好、協力の方向に沿って発展するようにしなければならない。藤沢市がその優位性を生かし、藤沢昆明友好都市をきずなとして、中国との各分野における友好交流と協力を積極的に展開し、両国関係の発展に新たな弾みをつけることを希望する。

 鈴木市長は次のように述べた。藤沢市は中国との往来を非常に重視しており、聶耳と日中友好の縁から記念碑を建立し、定期的に記念行事を行っている。今年は日中国交正常化50周年と聶耳生誕110周年にあたり、双方は共に記念すべきであり、市は3年ぶりに聶耳記念行事を開催する予定だ。昨年、藤沢市は昆明市と友好都市締結40周年記念式典をオンラインで共催し、防疫協力、伝統文化、青少年交流などの活動を行い、両市の友好感情がさらに深まった。藤沢市は観光・文化資源が豊富であり、今後、中国との交流・協力をさらに深め、日中関係の発展と両国の人々の心のふれあい、また、代々の友好を育むためにたゆまず努力していきたい。