王毅氏,野田聖子団長の日本議員訪中団と会見
2019-09-02 12:02

   

    8月26日、王毅国務委員兼外交部長は北京で自民党の野田聖子衆院議員を団長とする日本議員訪中団と会見した。

    王氏は次のように述べた。中日は互いに重要な隣国で、引っ越しのできない隣人であり、友好的に付き合うべきで、これは両国と両国人民の根本的利益にかなうものである。今年は新中国成立70周年で、日本も令和の時代に入り、中日関係は新たな歴史的スタート点に立っている。双方が両国関係改善で得られた成果を大切にし、基礎を高め、優位性を生かし、足りない点を補い、新たな局面を開くことを希望する。現在、国際情勢は不確実性、不安定性に満ちており、隣国間はより一層互いに理解し、支持し、助け合わなければならない。われわれは日本と共にハイレベルの行き来を緊密にし、科学技術イノベーション、医療・介護、環境保護などの分野の協力を深め、青少年などの人文〈人と文化〉交流を強化し、両国関係の持続的発展を確実にすることを願っている。

    王氏は次のように述べた。訪中の各議員は日本の重要な政治家で、長年、両国の友好のために積極的に貢献している。中日関係の歴史をみると、たとえ両国の交流が何か困難に遭遇しても、いつも日本各界に対中友好に尽力する重要な力がある。まさに双方の終始たゆまぬ努力で、両国関係は困難を克服し、健全な軌道に戻ることができた。議員各位が引き続き中日友好とアジアの平和・繁栄のため新たに貢献することを希望し、そうなると信じている。

    野田氏らは次のように述べた。現在、世界情勢に重大な変化が起きつつある。日中関係は地域と世界の平和・安定にとって極めて重要で、両国は手を携えて努力し、日中関係を絶えず前進、発展させなければならない。中国との各レベルの交流を強化し、女性政治家の役割を生かすことを含め、現在直面しているさまざまな挑戦〈試練〉に対応するため共に努力することを願っている。