王毅外相,静岡県知事と会見 21世紀の中日地方交流の新時代開拓を強調
2019-11-24 08:06

   中国の王毅・国務委員兼外交部長は現地時間同日、同地で静岡県の川勝平太知事と会見した。

   王氏は次のように表明した。中日両国は一衣帯水の隣国で、悠久の交流史を持っている。両国関係には紆余(うよ)曲折もあったが、民間友好と地方交流は常に中日交流の重要な礎石としての役割を果たしてきた。中日関係に問題が出た時は、民を持って官を促し、地方を持って中央を促す積極的役割を果たし、中日関係が軌道に乗った(正常な発展段階に入る)時は、両国関係の発展を推し進める主力軍、新しい力となってきた。両国の250組余りの都市がすでに友好関係を締結している。双方は時代と共に前進し、21世紀の中日地方交流の新時代を共同で切り開き、両国関係の持続的な改善と発展を推進すべきだ。静岡県は中日の友好交流において独自の重要な地位を占めており、静岡県が今後も両国の友好協力を促進するために先導的役割を果たすよう希望する。

   川勝氏は静岡と中国との友好交流の歴史的源泉と発展の状況について説明し、次のように表明した。日中関係が順調に発展しても、また困難に直面しても、中国に対する日本人民の友好的な気持ちが変わることはなかった。静岡県は中国の複数の省・市と友好関係を確立しており、特に浙江省との友好交流の歴史は37年の長きに及ぶ。静岡県民と中国は特別な縁で結ばれており、日中友好を促進するために貢献してきたことに大きな誇りも持っている。静岡は習近平主席が提案した「一帯一路」構想を高く評価しており、この構想を静岡と中国の友好協力を開拓する重要なチャンスとしてとらえ、「一帯一路」共同建設を全力で支援し、積極的に参加していく。静岡の玄関は中国の友人のために常に開かれており、より多くの中国の観光客が静岡を訪れるのを歓迎する。