東京の代々木公園で開催されていた「チャイナフェスティバル2023」は９月10日、滞りなく幕を閉じた。「チャイナフェスティバル2023」実行委員長の呉江浩駐日大使、実行委員会事務総長の青柳陽一郎衆議院議員、楊宇・駐日大使館公使、実行委員会首席委員の王家馴在日中国企業協会会長、宮本雄二日中友好会館会長代行、全日本華僑華人聯合会の賀乃和理事長、何徳倫会長らが閉幕式に出席した。会場は友好の熱気にあふれ、来賓、来場者が来年の再会を約していた。

　２日間で15万人近くが会場を訪れ、各大展示エリアは人波でごった返し、交流や双方向のやり取りが活発に行われ、色とりどりの歌や踊りが披露された。新エネルギー自動車の照会・注文者は引きも切らず、中国アニメのファンが長蛇の列をつくり、地方色豊かなグルメを集めた飲食エリアは座席がなかなか空かない。訪れた市民は次々と切り紙、象棋、書画、服飾など中国の伝統文化の体験に応募し、「漢語角」で学習の経験を交流し、卓球台で共に技を磨いていた。舞台の出し物は間断なく演じられ、民族楽器演奏や国風漢服ショー、アイドル団体の熱演、ゲームなど見切れないほどで、中日両国のアーティストの歌や合唱は満場の共感を呼んだ。

　時事通信、ＮＨＫ、テレビ朝日、ＴＢＳテレビなど日本の主流メディアと人民日報、新華社、中央テレビ、チャイナデーリー、中国新聞社、中国青年報、フェニックステレビなど中国のメディアが現場で「チャイナフェスティバル2023」の盛況ぶりを報じた。