釣魚島から20カイリの海域で抗議活動 台湾の漁船約100隻
2012/09/25
 

   釣魚島付近の海域を航行して日本の釣魚島不法購入に抗議する「生存と漁業権を守る」ための活動に参加している台湾の漁船100隻近くが25日午前5時、釣魚島から20カイリの近海に到着した。最初の1隻はすでに釣魚島の西南18カイリに海域に入り、釣魚島海域の漁業権を宣言したが、日本側巡視船の妨害にあった。

   台湾の漁船75隻は24日午後3時ごろ、宜蘭県の南方澳漁港を出発したもので、25日午前5時釣魚島の西南約20カイリの海域で、海上で待機している台湾のその  ほかの漁船と合流し、釣魚島の周りを航行した。

   台湾漁民による抗議活動は25日午前9時15分までに終わった。抗議活動に参加した漁船はすでに帰途に就いており、26日正午までに宜蘭県の南方澳漁港に戻る予定。