「釣魚島は中国のもの」刊行
2012/09/25
 

   釣魚島とその付属の島嶼は古来、中国固有の領土であることと日本の違法な「島購入」の茶番劇に対する中国の厳正な立場を全面的に記す本「釣魚島は中国のもの」が24日、新華出版社から刊行された。

   同書は新華社、人民日報、解放軍報など中央レベルのメディアが発表した釣魚島問題に関する記事70編余りと各種の図や写真30点余りを収録し、釣魚島問題に対する中国政府の厳正な立場と釣魚島問題の経緯を全面的に詳しく説明し、日本の右翼勢力による公然たる挑発に力強く反撃し、主権を守る中国政府と人民の固い決意を十分示している。

   同書は次の四つの部分からなっている。1、「厳粛な声明断固とした反対」=中国外交部、国防部、全国人民代表大会(全人代)外事委員会などの機関の厳粛な声明と国内主要メディアの重要論評を選んで収録している。2、「主権はわが国に属す確かな証拠は山ほどある」=争うことのできない歴史的事実と法理的根拠は、釣魚島とその付属の島嶼が古来、中国固有の領土であることを証明している。3、「違法な島購入野心暴露」=日本国内の政治的空気の変化を分析し、日本の右翼の陰険な下心を暴いている。4、「敵がい心を共有し、主権を守る」=中国政府の一連の対抗措置と日本の「島購入」行為に強く抗議する華僑華人の愛国行動を記録している。

   同書はまた中国国家海洋局が発表した釣魚島とその付属の島嶼の位置図、概要図、3D効果図および中国海監パトロール法執行の現場写真や釣魚島に関する歴史資料図も収録している。

(北京9月25日発新華網)