大陸と台湾の窓口機関、海運直航など4取り決めに調印
2008/11/04

    中国・大陸側の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長と台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の江丙坤理事長は同日午後2時、台北で(台湾海峡)両岸海運直航、平日チャーター便、郵便、食の安全に関する四つの取り決めに調印した。

    調印後、江理事長は陳会長に「平和的協議、共にウィンウィン(共に勝者になる)を築く」と記した額を贈った。陳会長は返礼として握手をイメージした彫塑を送った。調印式に出席した両会の主要な指導者は乾杯して祝意を表した。

    直航航空便が開設されると、台北と北京の間の所要時間は2時間余りに、上海とは80分余りになる。

    両会はそれぞれ記者会見を開いて状況を説明する。

    (台北11月4日発新華社)