中国銀監会、外銀の東北旧工業地帯振興戦略参加奨励
2006/05/26

 

 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は東北旧工業地帯振興戦略の実施に対応し、同時に銀行業の対外開放を一層拡大するため、東北地区に多くの外資銀行が支店、駐在員事務所を開設するのを続々と認可している。

 今年3月31日までに瀋陽と大連に外資銀行9行が9つの支店、7行が8つの駐在員事務所を開設した。6行の支店が人民元業務の認可を受け、うち香港上海銀行(HSBC)、東亜銀行、南洋商業銀行3行の支店は中国資本企業に対する人民元業務の認可を受けた。

 銀監会によると、このほか外資銀行4行が黒竜江省に、1行が瀋陽に駐在員事務所、2行が瀋陽に支店の開設を申請しており、銀監会は現在、審査している。

 (北京5月25日発新華社)