中日の研究機関が西部開発共同研究センター設立
2005/10/27

 

 寧夏社会科学院と愛知大学国際中国学研究センターが設立した「中日協力西部開発共同研究センター」が26日、寧夏社会科学院にオープンした。

 西部開発の研究に携わる中日両国の専門家・学者と関係者が、このプラットホームを利用して、西部大開発に関する理論や実践問題を共同で研究し、献策する。

 愛知大学国際中国学研究センターの加々美光行教授は「最良の協力パートナーが見つかったと感じている。双方が貧困根絶、福祉、対外貿易、水利、エネルギー分野の協力と研究を進める余地は大きい」と語った。

 愛知大学国際中国学研究センターは文部省が指定した重点科学研究拠点で、長期にわたり中国学を研究し大きな成果を収め、学術的蓄積を増やしており、国際社会から高く評価されている。

 中国共産党寧夏社会科学院委員会の斉岳・書記は「研究センターの設立は、中日両国人民の友好交流に役立ち、中国西部に対する日本の中国学研究機関の理解と日本の中国学に対する中国の研究機関の理解を深めることに役立ち、中国西部の研究事業に役立つ」と話した。

 (銀川10月26日発新華社)