青海チベット鉄道、7月1日試験営業へ
2006/03/17

 

 中国で建設中の青海チベット鉄道ゴルムド~ラサ間の線路の保線作業が15日から開始された。これは7月1日の試験営業に向けた最終作業である。

 青蔵鉄路公司(青海チベット鉄道会社)は、3月1日に行った貨物列車による試運転結果から、ゴルムド~ラサ間の線路を100日間かけて全面整備することを決めた。これにより、ゴルムド~ラサ間の列車の運行速度は凍土地帯で時速100㌔、非凍土地帯で時速120㌔、曲率半径600㍍の曲線部分で時速80㌔が確保できるようになる。

 作業グループは15日からタングラ山脈南面の南山口(南峠)とラサの二つの方向から大型機械による保線作業を開始した。

 (北京3月15日発新華社)