日韓カンボジア,ミャンマー訪問へ 習近平副主席,14―22日
2009/12/11

    中国外交部の姜瑜・報道官は10日、習近平国家副主席が日本、韓国、カンボジア政府とミャンマー国家平和発展評議会(SPDC)のマウン・エイ副議長の招きで、今月14日から22日まで4カ国を公式訪問すると発表した。

姜報道官は定例記者会見で、次のように説明した。

    ▽習近平副主席は4カ国の主要な指導者と会談、会見し、二国間関係と共に関心を寄せる問題について意見を交換する。また各界の人々と広く接触する。

    ▽今回の訪問によって、中国と4カ国との善隣友好協力関係が一層強まり、二国間の協力関係が一層大きく発展するよう希望している。

    ▽(日韓メディアの質問に答え、両国訪問について)日本の新政権発足以来、中国の国家指導者の訪日は初めてで、重要な意義がある。滞在中、日本政府、主要与野党、各界と幅広く接触する。

    ▽今回の訪問を通じ、中日両国の政治的相互信頼が一層強まり、互恵協力が拡大し、両国人民の友好的感情が高まり、戦略的互恵関係が引き続き前進し発展することを希望している。

    ▽習副主席は16日夜、ソウルに到着し、16―17日韓国を訪問する。ソウルのほか、慶州を訪れる。滞在中、李明博大統領、金炯ゴ(日+午)国会議長、鄭雲燦首相と会談、会見する。また韓国の経済団体、友好団体および主要政党の関係者と接触する。

    ▽中韓の各分野の交流と協力は現在、順調に発展している。両国のハイレベル交流が頻繁に行われ、経済・貿易協力が緊密で、人文(人と文化)交流が非常に活発である。中韓両国は国際・地域問題でも良好な意思疎通と協調を続けている。われわれは今回の訪問によって、中韓の善隣友好関係が一層増進され、各分野の協力で新たな進展がみられるよう希望している。

    (北京12月10日発新華社)