法輪功メンバー15人がシンガポールで逮捕
2004/02/05

  違法な集会の開催とシンガポール警察に対する公務執行妨害の疑いで逮捕された法輪功メンバー15人が2001年1月2日、シンガポール法廷に移送された。同事件の公判は9日に行われる。

  法輪功メンバー60人は昨年12月31日晩、シンガポールで集会を開催したが、シンガポールの警察当局は法輪功メンバーが集会の開催許可を得ていないことから、違法な集会の開催だとして解散を命じた。法輪功メンバーがこれに抵抗したため、警察当局は違法な集会の開催と公務執行妨害の容疑で男9人、女6人を逮捕した。

  シンガポールの法律によると、公務執行妨害は最高で3ヵ月の禁固、500シンガポールドル(約290ドル)の罰金が課せられる。また違法な集会の開催も同じく最高で3ヵ月の禁固、5000シンガポールドルの罰金となっている。