李洪志に厳罰を与えるよう求める「法輪功」被害者の母親
2004/02/05

  山西省の楡次市に住んでいる閻愛さんという婦人はこのほど?彼女の息子王志国が?法輪功?を修練したため?気が狂い、家出してしまい、今になっても行方が分からないということを一部始終涙ながらに訴え、李洪志のような、人に害を及ぼした悪魔に対し、政府は必ず法によって厳罰を与えなければならないと憤りをこめて語った。

  王志国は閻愛さんの次男坊であり、2001年の頃はまだ23歳で、1997年に山西省紡織工業学校美術科を卒業した。頭の回転が速く?勉強が好きで、責任感があり、卒業後、河北省邢台市のある書画公司に勤めることになった。彼は人生においてりっぱに事業を営むつもりであったが、他の人に誘われて?法輪功?を修練し出し、しかもすぐ魔がさして、毎日ぼんやりして仕事をしなくなった。

  2001年旧正月の四日、父母が彼にまる一夜かけて忠告したが、彼は相変わらず惑わされて悟ろうとせず、「李大師(李洪志)が私を導いて宇宙を修理させており、あなたがたは私の法の邪魔をしないでほしい」という言葉を繰り返した。息子がこれほど傷付けられているのを見て、閻愛さんは「李洪志はまったくばかものだ」と憤りをこめて罵るとともに、?法輪功?関係の書籍と録音テープを全部焼き捨てた。

  王志国は深すぎるほど害を受けたため?「僕は五階から飛び降りても大丈夫?李大師の守りがあるからだ」とよく言っていた。息子に意外なことが起こってはと思って?閻愛さん一家はやむなく平屋に移り住むとともに?息子を連れて病院で治療を受けさせた。しかし?王志国は自分が?法輪?に守られていると言いつづけ、すべての治療を拒否した。

  2001年7月9日、完全に精神異常となった王志国は家出してしまい、今日まで音信もなく、閻愛さん夫婦を悲しませている。閻愛さん夫婦は、「李洪志は私たちの息子を傷つけ、私たちに息子を失う苦しみを嘗めさせているのだ。こうしたペテン師に対し、政府は必ず厳罰を与えなければならない!」と憤りをこめて語った。