6月17日、呉江浩駐日大使は江蘇省人民政府と在日中国大使館が共催した「江蘇‐日本 開放・イノベーション・協力交流会」に出席し、演説した。江蘇省党委員会の信長星書記、経済産業省通商政策局の荒井勝喜審議官、日本貿易振興機構(ジェトロ)の石黒憲彦理事長、日中経済協会の佐々木伸彦会長ら両国の政財界の代表600余人が出席した。羅暁梅公使、張漪波公使参事官が同席した。
呉大使は次のように述べた。中国と日本はともに世界の主要経済体〈エコノミー〉であり、互いにとって重要な経済貿易パートナーである。昨年、習近平主席と岸田首相は両国の戦略的互恵関係の全面的推進を再確認し、今年は李強総理と岸田首相は、両国の各分野における実務協力の強化について重要な共通認識〈コンセンサス〉に達した。現在、中国経済は回復し上向く基調にあり、ビジネス環境が改善し続け、新技術が絶えず躍進を続け、要素が革新的な配置を受け、産業は転換とアップグレードを加速させている。これらはすべて新しい質の生産力の力強い発展を生み出しており、国際機関は2024、2025年の中国経済の成長見通しを次々に上方修正している。7月開催の中国共産党第20期中央委員会第3回総会(20期3中総)では、いかに改革を全面的に深化させ、中国式近代化を進めるかについての検討が行われ、方向が一段と明確に示される。
呉大使はさらに次のように述べた。江蘇省は中国でも上位に並ぶ経済大省であり、中国式近代化実現プロセスの手本を示し、リードする重要な役割を果たしている。江蘇省は今後の発展、特に日本との協力において独自の優位性を持っており、江蘇省と日本が積極的に協力の新たな成長点を探り、より高いレベルの互恵ウィンウィンを実現するために連携し、中日関係の安定的発展の促進にさらに大きく貢献することを心から期待している。

信書記は次のように述べた。中国と日本は一衣帯水の隣国であり、両国の発展は互いにとって重要なチャンスである。昨年11月、習近平主席と岸田文雄首相はサンフランシスコで会談し、両国の友好関係をさらに深める方向をはっきりと指し示した。江蘇省は中国で最も日本からの投資が集中する地域であり、江蘇省の日系企業は良好な発展ぶりを維持している。一方で、日本に投資する江蘇省の企業もますます増えている。江蘇省の広大な市場空間、完備された産業支援、十分な人的資源、スムーズな交通と物流、誠実なビジネスサービスといった、投資と発展にとってより魅力的な環境が整っている。現在、中国はイノベーションを特徴とする、新たな質の生産力を発展させることに力を注いでおり、習近平主席は江蘇省を「新たな質の生産力を発展させる重要な陣地になる」という目標として位置付けている。多くの日本企業が江蘇省への投資を継続し、江蘇省を深く耕し、江蘇省と手を携えて新しい質の生産力を発展させ、より良い未来を共同で創造することを希望している。

荒井氏は次のように述べた。両国の指導者は、両国の経済界が協力するために、確固たる政治的支援を提供してきた。江蘇省の経済発展、市場規模は日本にとって非常に魅力的であり、有名な鑑真東渡も江蘇省から出発し、両地の人・文化交流には長い歴史がある。双方がそれぞれの行動を実践し、さまざまな分野でより多くの協力の成果が収めるよう働きかける努力をするよう希望している。経済産業省としては、二国間の経済貿易関係のよりよい発展を積極的に推進したい。

石黒氏は次のように述べた。江蘇省はビジネス環境が良好で、地理的条件も優れており、日本との交流の歴史が長い。参加企業が積極的に中国での発展機会を求めることを希望している。

佐々木氏は次のように述べた。今年1月、日中経済界は4年ぶりに大規模な代表団を中国に派遣し、李強総理と接見した。昨年11月にサンフランシスコで行われた両国指導者の会談は、双方の信頼関係を増進し、二国間の経済貿易協力に大きな原動力を与えた。本日の江蘇省との交流を通じて、さまざまな分野での協力関係がさらに強化されることを期待している。
