問:最近、高市早苗首相は国会での答弁で、中国大陸側が軍艦を派遣し、台湾に対して武力行使すれば、「存立危機事態」になり得るとした。これは自衛隊による集団的自衛権の行使が可能になる。これについてコメントは。
答:最近、日本の指導者は台湾問題に関して露骨に挑発的な発言を行い、台湾海峡への軍事介入の可能性を公然と主張した。これは「一つの中国」原則に深刻に反し、中日間の四つの政治文書の精神と国際関係の基本準則に深刻に反するもので、中国の内政への乱暴な干渉であり、中国の核心の利益への挑戦だ。中国はこれに対し強い不満と断固反対を表明し、日本に対しすでに厳重な申し入れと強い抗議を行った。
今年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年で、日本は戦争責任を深く反省し、歴史の教訓を確実にくみ取るべきだ。日本の軍国主義はいわゆる「存立危機」を口実に対外侵略を繰り返し、「自衛権の行使」を口実に「九一八事変」を強行し、中国への侵略戦争を引き起こした。今、日本が再び「存立危機事態」を持ち出し、中国を分裂させる戦車に自らをくくり付けようとしており、日本が過去の過ちを繰り返すのではないだろうかという疑念を抱かずにはいられない。
今年は台湾光復80周年だ。台湾を植民地支配し、数々の罪を犯した日本は台湾問題で言動を一層慎重にすべきだ。日本の為政者が国家答弁の重要な場で「台湾有事は日本有事」とあおり、台湾海峡への介入の口実を公然と作り出した。これは国際正義を著しく踏みにじり、戦後の国際秩序に対する重大な挑発であり、また中日関係と地域の安定を著しく損なうものだ。
台湾は中国の台湾で、どのような方式で台湾問題を解決し、国家完全統一を実現するかは中国人自身の問題で、いかなる外部勢力の干渉も許さない。中国は最終的に統一され、統一は必然でもある。中国統一の大業に干渉、阻害しようとするいかなるたくらみも、みな身の程知らずの蟷螂の斧であり、火がついて身を焼き、自業自得の結果に終わるだけだ。中国は日本に対し、台湾問題での政治的約束を守り、「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送るのを直ちにやめ、レッドラインを越えて挑発する冒険的言動を直ちにやめ、台湾海峡と地域情勢を乱す者になることなく、両国関係がさらにダメージを受けることを防ぐよう強く促す。