戦争被害国人民の傷口に塩塗る行為  自衛隊の旧軍階級復活で中国外交部

2026-04-30 15:00

  林剣・報道官は定例記者会見で日本自衛隊の階級呼称変更に関する質問に答えた。

 記者:報道によると、日本は自衛隊の階級呼称変更案を決定し、今年中に国会に改正案を提出することを計画している。変更案では第二次世界大戦終戦前の日本軍で使用されていた「大将」や「大佐」といった階級名が復活する。また報道によると、政府高官はこの変更の目的について「名誉ある職場環境を創出し、優秀な人材の確保と定着を図ること」とした。これについてコメントは。

 林:第二次世界大戦後、敗戦国である日本は軍隊を解体し、軍事組織を廃止した。1954年の自衛隊創設の際、旧来の軍階級は廃止され、新たな数字による階級制度が採用された。日本では自衛隊が「脱軍事化」の階級制度を採用したのは旧軍との歴史的つながりを断ち切り、「平和憲法」の精神を体現するためだったと広く信じられている。つまり階級制度は日本にとって技術的問題ではない。

 しかし近年、日本の安全保障政策は攻撃的、拡張的で危険な方向へと絶えず転換しており、「平和国家」標榜はすでに破綻している。今、日本は「名誉心」を理由に、第二次世界大戦時の軍階級制度の復活を公然と求めている。これは制度、意識レベルの突破であると同時に、戦争被害国人民の傷口に塩を塗るような行為でもある。日本が依然として軍国主義の過去を復活させようとしているのか、と問わざるを得ない。いわゆる「名誉心」とは一体何を指すのか。

 日本の「新型軍国主義」は勢いを増して災いをもたらすものになり、すでに世界の平和と安定に対する真の脅威となっている。中国人民を含め国際社会は、これを高度に警戒し、第二次世界大戦勝利の成果を断固として守り、歴史の悲劇が二度と繰り返されないようにしなければならない。